30代サラリーマンの"覚醒"記録

~30代サラリーマンが日常生活で生じる困難を限られた時間の中で打破してきた経験や知識(原因不明の腰痛、若ハゲ薄毛対策、婚活、健康維持、副業など)を紹介するブログ~

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原因不明の腰痛 ⑤~原因は寝具が体に合っていないこと!?まくらと布団を変えることが腰痛完治のカギ!!

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みなさん、こんばんは!こばです。

 

みなさんは、朝起きると"腰が痛い!!"という経験はありませんか?

 

朝起きると、首が痛い。体が硬い。身体がだるい。疲れが取れている気がしない。倦怠感を感じる。偏頭痛を引き起こす。肩こりが慢性化する。睡眠中布団と当たっている箇所が痛くなる・・・。

 

これら全ての原因は、みなさんが使っている「まくら」や「ふとん」、「ベッド」が自分の体に合っていないことが原因の1つです。

 

朝起床した時の腰痛を解決する為には、いかに自分の体に合った、体のライン・体重に対して寝た時に体にフィットする、気持ちいいって感じる「まくら」や「ふとん」、「ベッド」を選ぶことができているかによります。

 

若いうちは筋肉や体幹がしっかりしており、どんな寝具でもそこまで気になっていなかったと思いますが、歳を重ねるうちに、体を支える体幹や筋肉が衰え、徐々に腰が痛くなってきたり、ある時急に首が痛くなったり、それが原因で偏頭痛まで起こしてしまう事もあったりします。

 

実は私もそうでした。学生の頃はとにかく硬い布団が好きで、薄っぺらい煎餅布団にいつも寝ていました。しかし社会人のある時から、毎朝起きると腰が痛く感じるようになり、それでも放置していたら起き上がるのが大変になり。。。

 

そんな時に、あるきっかけでちょっと値段が高めですが体圧分散のふとん」に変えて、まくらも自分の身体のラインに合ったオーダーメイドのじぶんまくら」に変えと、、あまりにも気持ち良くて快適で、、不思議と朝の腰痛が取れてしまったんです!!

 

今回は、そんな私の実経験から、どれだけまくらと布団が大切か徹底的に解説し、私の体で実際に検証した寝姿勢における体への負荷を測定した結果を共有して、最後におすすめのまくらや布団、ベッドを紹介したいと思います。

 

 

 

 

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体に合っていない寝具とは?

寝具が自分の身体に合っていないとは、「まくら」や「ふとん」、「ベッド」が体のラインにフィットしておらず、休めているはずの身体が逆にリラックスできていない、逆に体に負荷を与えてしまっている状態、つまり無理をさせてしまっている状態のことです。

 

身体を休めるために寝ているのに、寝ることで疲れてしまう。身体を休めるために寝ているのに無理をさせてしまっている。

 

睡眠は毎日のことで、1日の約1/4~1/5(6~8時間など)を占めていて、生活していくのに必要な大切な休息の時間です。一生で換算するとすごく膨大な時間ですよね!

 

その膨大な休息の時間がしっかり休めれていないとなると、どれだけもったいない時間を過ごしているか、しかもそれが毎日積み重ねられる。。想像しただけで恐ろしいし非常に損です!

 

寝ている状態で最もリラックスできる最適な状態は、寝ている時の体のラインが立っている時の体のラインと全く同じに再現できるような姿勢ができている時が、身体を休めるのに最もリラックスできる最適な状態だと言われています。(図1参照)

 

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図1:直立姿勢が寝姿勢と同じ場合(良い寝姿勢の例)

 

この立っている時と同じ体の姿勢になれる寝具だと、自分の体に合っている寝具だということになります。

 

 

体に合っていない寝具を使っているとどうなる? 

体に合っていない寝具を使うと、図2のように体のラインにふとんやまくらが合っていないので、体とふとんやまくらとの間にギャップや空間ができてしまい、ふとんやまくらが体にフィットしていない状態になります。

 

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図2:ふとんやまくらが体にフィットしていない状態(体と寝具の間にギャップがある状態)

 

そのような状態になると、空間ができて浮いてしまっているような体の部分では、体を維持しようと筋肉が張っている状態、つまり体が力んでしまって体に負荷を与えてしまっている状態になります。一方で、体がふとんやまくらに接している部分では、体の体重を支えようとして集中的に力が加わっている状態、つまり常に押されて圧迫されている状態になります。

 

まとめると、身体を休めるために寝ているのに、身体が緊張してしまいリラックスできずに休まらない状態が続くということになります。

 

寝ている間は、この緊張状態が長時間続くので、朝起きるとそういった負荷が与え続けられた腰や首、お尻などが痛くなってしまっていたり、緊張状態がずっと続いた結果、朝起きると身体がなんかだるい、疲れが取れていない、といった状態になってしまう。。という結果になってしまいます。

 

若いうちは筋肉や体幹がしっかりしていたり、血行も比較的良くそういった負荷や緊張に十分耐えられるので痛みが出にくいですが、歳を重ね筋肉が衰えてくると、体を支えられなくなってきて耐えられなくなる = 痛みが出てくるということになってしまいます。

 

余談ですが、人は寝ている間にだいたい15~30分に1回は寝返りをする、1晩6時間睡眠で平均約20~25回は寝返りをするという統計データがあるそうです。寝返りはこれらの緊張状態をといてリラックスしたり負荷を軽減したりする効果があるので、寝返りを全くしない傾向のある方は特に腰痛や首の痛み、更には偏頭痛が起きやすいそうです。

 

寝返りが少なくなってしまうのは、身体に合っていない寝具を使うことで寝返りがし辛い状態を作ってしまっている、ということも原因の1つです。

 

 

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腰痛を改善する体に合った寝具を選ぶポイントは?

それでは、体に合う寝具を選ぶには何に気を付けてどのように選んだらよいのでしょうか?

 

そのポイントは、下記の3点です。

  • 寝具の硬さ(自分の体重に対する寝具との関係)
  • 寝た時の体のライン(まくらとふとんのバランス)
  • 寝具の耐久性(毎日使っていくことによる寝具の劣化)

 

ふとんやまくら、ベッドを買う時は必ずその場で試し寝をして、上記3点が自分に合っているか確認して下さい。基本的にどの寝具店でも試し寝をさせてくれると思います。

 

寝具の硬さ

これは次に説明する「寝た時の体のライン」にも関係ありますが、自分の体重によってふとんやまくらにかかる負荷は異なり、その結果、ふとんやまくらが沈み込み具合が変わり、寝た時の体のラインを作ることになります。

 

よって、ふとんが柔らかすぎるとお尻や背中等の比較的重い箇所で沈み込み過ぎて寝た時の体のラインが崩れます(体がくの字になるイメージ)。

 

逆にふとんやまくらが硬すぎても、今度は全く沈み込まずにお尻と背中、まくら下の首や頭を支点に体が浮く(ふとんと体の間にギャップや空間ができてしまう)ので、体が緊張した状態になります。

 

いづれの場合も、結果腰が痛くなってきたり首回りが痛くなってきたりしてしまいます。

 

前述した通り、体がリラックスして休まる状態になる為には、「寝た時の体のライン」が「立っている時の体のライン」と同じになるような状態にする必要があるので、その体のラインを再現できる硬さのふとんやまくら(適度に沈み込むようなふとんやまくら)を選ぶようにしましょう。

 

寝た時の体のライン

繰り返しになりますが、ふとんに寝た時に体がリラックスして休まる状態になる為には、「寝た時の体のライン」が「立っている時の体のライン」と同じになるような状態にする必要があります。

 

では、どのようにして寝ている時に立った状態が再現できているとチェックできるのか?

 

その方法は、

 

  1. 横向きに寝た時の顔の「鼻」、「口」、「あご」のラインがベッドに対して平行になっているか確認する(図3参照)
  2. 仰向けに寝た時の状態で、首の下、腰の下や膝裏にギャップや空間ができるだけ出来ていないか確認する(図4参照)
  3. 仰向けに寝た時の姿勢が直立している時の姿勢と同じか(立っている時の姿勢が再現できているか)確認する(図5参照)

 

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図3:横寝の時に鼻、口、あごがベッドと並行になる状態

 

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図4:仰向け時にふとんやまくらと体の間にギャップがほぼない状態

 

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図5:寝姿勢が直立姿勢とほぼ同じ状態(立ち姿勢を再現できている状態)


 

これで簡易的にチェックすることができます。

 

①、②、③が出来ているのと出来ていないとでどれだけ体の負荷が違うのか、実際に私の体で実測した結果がありますので、詳細は次項で説明しますね。

 

②で、完全にギャップを失くすことはかなり難しいですが、そのギャップができるだけ無くなるようなふとんやまくらを選ぶと腰痛改善に効果があります。

 

①、②、③を基準に自分に合った寝具を選ぶと、寝た時に「あー、気持ちいいなぁ」って真っ先に感じると思います。

 

1つ注意点ですが、①②③でいくら体に合うふとんを選んだとしても、「まくら」が体に合っていないと結局首や腰に負荷がきて痛くなってきてしまいますので、ふとんだけでなくまくらも合うものをしっかり選びましょう。

 

まくらが合う、合わないことでどれだけ体への負荷が違うかも実測したので、これについても詳細は後述したいと思います。

 

寝具の耐久性

寝具は消耗品なので、使っていくうちに柔らかくなってきたり負荷の大きいお尻付近や背中あたりの箇所が凹んできてしまったりして劣化していきます。

 

そのように劣化すると、寝た時の体のラインが崩れてきて、結果腰や首が痛くなってきてしまいます。

 

そうならないように、劣化してきたら定期的に新しい寝具に買い替えたり、毎日使用していっても出来るだけ型崩れしない・劣化しにくい材料でできた耐久性の良い寝具を選ぶことをおすすめします。

 

とは言え、材料のことまで調べるのは非常に難しいので、寝具の店舗スタッフに問い合わせたり、過去の経験上、昔使用していた材料やふとんの構造から推測して購入することをおすすめします。

 

私の経験上、だいたい1万円以下のふとんだと、もって1年前後、2~5万円のふとんでもって2~3年かなぁという印象です。

 

後述で紹介しますが、最近の体圧分散ベッド、マットレスは性能が非常に高く、もって5年というような良品質のふとんも出てきていますので、良かったら紹介する商品を参考にしてみて下さい。

 

 

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体圧分散って何!?その効果は?

最近よくテレビCMや番組の寝具紹介で「体圧分散」って聞いたり、寝具ショップで「体圧分散」構造のマットレスやベッド、とか目にすることありませんか?

 

寝ることで腰痛が痛くなる、これを改善するためのカギは、体圧分散です!

 

体圧分散とは何か?

体圧分散とは、その名の通り、「体圧」を「分散」させるということです。つまり体への圧力(負荷)を分散させる(軽減させる)ということです。

 

前述した通り、体に合っていないふとん・ベッドに寝ている時は、体とふとん・ベッドの間にギャップ(隙間)が生じます。

 

この時、体の体重を支えるているのはお尻や背中など部分的な箇所で支えていることになります。別の言い方をすると、お尻と背中に圧力(= 負荷)が集中しているということです。

 

この圧力を分散させる、つまりお尻と背中に集中している圧力をお尻や背中の周り、他の部位に圧力を分散させて集中している圧力を少しずつ均等になるように体全体にかかるようにならす(=集中的にならないようにする)ということが「体圧分散」です(図6参照)。

 

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図6:体圧分散ベッドにより体への圧力が分散されている状態



 

この「体圧分散」を可能にしてくれる構造をもつ寝具が体圧分散マットレス・ベッドと呼ばれる寝具になります!

 

体圧分散による効果は?

体圧分散のマットレスやベッドを使用すると何が良いのか?

 

体圧分散を取り入れることで、お尻や背中に圧力が集中せず体全体に圧力が分散して集中してかかっていた圧力を緩和してくれるようになります。

 

圧力を分散してくれることで、寝た時に負荷がかかり緊張していた体の緊張が解け、リラックスした状態になります。

 

リラックスできることで、寝ている時に体が休まり疲れが取れ易くなったり、朝起きた時の腰痛が改善される、腰痛を感じなくなるといった効果が出てきます。

 

それこそ腰痛だけでなく、首回りの痛みや肩こり、偏頭痛持ちの方も改善に繋がったりもします。

 

何より、気持ちよく寝れることができるのが最大のメリットです!

 

気持ちいいって感じることってすごく大事ですよね!

 

寝ても寝つきが悪くて睡眠時間が十分に取れない、不眠症で、、という方にも効果があるかと思います。

 

 

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体圧分散の効果を実感!自分の体で体圧を実測してみた!

これまで説明してきた通り、体圧分散によって体への負荷が緩和されてリラックスできる、腰痛改善につながる、、、という理屈は理解できますが、とはいえ本当に効果があるの?どれだけ変わるの?って疑問に感じたりもしますよね?

 

私もそうでした。(基本的に自分の目や体で確認したことしか信じない性格で。。笑)

 

よって、体圧分散がどれだけ効果あるのか、近場の寝具店で実測してきました!

 

今回測定した条件は、体圧分散マットレスとまくらの効果を実感するため、以下の5条件で実測し効果を比較してみました。特別編として、体圧分散の最高峰として呼ばれている高密度羊毛シーツ(ムートン)を使用した場合の5条件目も追加で効果実測してみたので参照ください!

 

【効果実測5条件】

  1. 普通のベッド vs 体圧分散マットレス(まくら無し)
  2. まくら無し vs まくら有り(普通のベッド)
  3. 普通のまくら vs ボディライン調整済まくら(体圧分散マットレス使用)
  4. 普通のベッド+まくら無し vs 体圧分散マットレス+ボディライン調整済まくら
  5. 体圧分散+調整済まくら vs 体圧分散+調整済まくら+羊毛シーツ(ムートン)

 

測定した結果は以下の通りです。

 

普通のベッド vs 体圧分散

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図:普通のベッド(上) vs 体圧分散マットレス(下)

上図の結果は、色が赤に近づけば近づく程、体への圧力が大きい、負荷が大きいことを示しています。つまり、色が全体的に水色になればなるほど圧力が小さくて体への負荷が小さく良いということになります(= 寝た時に気持ちいいなぁって感じるレベル)。

 

上図から見て明らかな通り、体圧分散マットレスに変えたことで、頭と背中、お尻回りにあった高い圧力を示す赤色やオレンジ色のエリアがかなり小さくなり、体全体に水色や黄緑色のエリアが広がっていることがわかります。

 

この結果から、体圧分散のマットレスに変えただけで、集中的にかかっていた体への圧力が分散して、身体への負荷がかなり減ったということを視覚的にも確認することができました。

 

現に、私自身、この体圧分散マットレスに寝た瞬間、体がなんか楽だなぁとか気持ちいいなぁとか、なんかふわっと浮いている感じ?を実感できました。

 

腰痛持ちの母にも試してもらいましたが、いつも寝ているベッドだと寝てからすぐに腰に痛みを感じていましたが、この体圧分散マットレスに寝てみると、いつも痛いはずの腰痛がなく、気持ちよく寝ることができていたとそうです。結果、腰痛持ちの母は、この体圧分散マットレスを即買いし、毎日愛用しています。笑

 

これを使ってから、気持ちよく寝ることができて、だいぶストレスが減ったみたいです。紹介して良かった!

 

 

まくら無し vs まくら有り

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図:まくら無し(上) vs まくら有り(下)

次に、まくらの効果について確認する為に、まくら有り無しで実測してみました。

 

まくらが無い場合、頭回りに赤いエリアがかなり全体的にあることが確認できます。これは、頭に圧力が集中してかかっているということを示しているので、この状態を長時間続けるとあたまがだるくなったり痛くなってきてしまいます。

 

そしてまくらが有る場合、完全に赤色やオレンジ色のエリアが消え、もう水色しかない状態です。これは頭への圧力が分散され頭への圧力がかなり軽減されたことを示しています。

 

但し、まくらが有る場合だと、腰回りの赤いエリアがかなり広がってしまっていることに気付きませんか?

 

これはどういうことかというと、まくらを使ったことで、体がくの字のような状態になり、逆に腰への圧力が増加、つまり負荷がもっとかかってしまっていると言う結果を示しています。

 

よって、まくらを使うことで、頭は楽になりますが、腰が逆にもっと痛くなってしまうという結果をもたらしてしまうということが分かりました。

 

では、腰にとっては枕を使わない方が良いのか?

 

いえいえ、そういうことではありません。自分の体に合ったまくらを使えてない、ということが問題なのです。よって、体のラインにあるように調整したまくらを使用した場合にどうなるか、次に実測してみました。

 

普通のまくら vs ボディライン調整済まくら

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図:普通のまくら(上) vs ボディライン調整済まくら(下)

まくらの高さを調整し、体のラインに合わせることによって、頭は変わらず圧力が軽減され、背中や腰回りがより均等に圧力が分散されていることが分かるかと思います。

 

どういうことかというと、まくらを調整する前は、体にかかる圧力に偏りがあるのが分かりませんか?上側の方が赤色エリアが大きく、左下にも赤やオレンジが見えますが、左上はほとんど緑色です。つまり寝た姿勢がアンバランスになっているということですね。

 

このアンバランスな状態を続けていると、例え圧力が体圧分散によって軽減されているとしても、体にかかる圧力に偏りがあると(= 体への圧力が左右非対称になる)、体が水平に維持できず、ねじれたりする状態になり、その結果、体がゆがむ原因、つまり腰痛や肩こり、首の痛みを引き起こしてしまう原因になります。

 

まくらの高さが合っていないことで、こんなにも結果が異なるということが今回の測定で確認されたかと思います。

 

体圧分散のベッド、マットレスに変えることも大切ですが、同様にまくらも自分の体に合ったまくらを使わないと、結果として体への負荷を十分に軽減できないということが分かったかと思います。

 

 

普通のベッド+まくら無し vs 体圧分散+調整済まくら

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図:普通ベッド+まくら無し(上) vs 体圧分散+調整済まくら(下)

まとめとして、普通のベッドにまくらが無い状態と体圧分散マットレスに高さが調整されたまくらを使って寝た場合で、どれだけ体への負荷が違うか比較してみました。

 

見て明らかですが、普通のベッドの場合、頭と背中、腰に集中的に圧力がかかり、しかも圧力がかかるエリアはアンバランス(左右非対称)であることがわかります。

 

一方で、体圧分散に調整済みのまくらを使うと、明らかに赤やオレンジ色のエリアが小さくなり、かつ圧力がかかっているエリアも体全体に広がり(= 分散され)、圧力のかかり方もほぼ左右対称になるような負荷のかかり方になっていることが見てわかるかと思います。

 

この状態が、寝た時に、「あぁ~気持ちいいなぁ~」って感じる状態です。現に私がそう実感しております!

 

ちなみに、色が付いていない箇所は、測定されなかったということを示しているので、それはつまりふとんと体の間にギャップ(= 隙間)があることを示しています。

 

よって、腰回りが真っ白な状態だとギャップができていることになるので、筋肉が緊張し、結果朝起きると腰が痛い、、、という結果につながってしまいます。

 

体圧分散のマットレスを使うことで、正確に言うと、自分の体重や体のラインに合わせた硬さのマットレスを使うことで、こういったギャップもなくなり(= 腰回りの筋肉の緊張が緩和される)、結果腰痛の改善につながるということになります。

 

 

高密度羊毛シーツ(ムートン)の体圧分散効果 

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図:体圧分散+調整済まくら vs 体圧分散+調整済まくら+ムートン

最後に、体圧分散の最高峰と言われている羊毛マットの「ムートン」を使用した場合にどうなるか、測定してみました。

 

測定には、上記で実測して体圧分散の効果が確認された体圧分散マットレスとボディラインに合うように調整されたまくらにこのムートンを載せて測定しました。

(この組み合わせは、体圧分散の最高級の組み合わせとのこと。これ以上の体圧分散はこの世には無いと言っても過言ではない程の体圧分散セットのようです!)

  

これ、すごくないですか!?

 

図から見て分かる通り、もはや赤色のエリアが完全に消えています!!

 

悪くて、腰回りのオレンジ色だけです!

 

しかも腰回りから肩回りにかけて、白い箇所がなく(つまり体とふとんの間にギャップがなく埋まっている状態)、色がほぼ均等に広がっていることがわかります。

 

この状態、ほんとすごいことですよ!?

 

つまり、羊毛マット「ムートン」を使うことで、もう体にはほとんど圧力がかからず負荷が無い状態になっているということを示しているんです!!

 

実際に寝てみた感想として、なんか体が宙にふわっと浮いている感じでした。

 

なんて言うんでしょうか、体のどこにも圧迫されているような違和感がなくて、体全体が気持ちよく支えられているというか、とにかく気持ち良い心地良いんです!

 

これが、体圧分散の最高峰と呼ばれる所以だと、自らの体で実感することができました!

 

・・・確かに最高級だ!!

 

実は体圧分散が発見されたのは、羊の毛の構造から判明に至ったという歴史があるそうです。羊毛の構造は体圧分散構造になっており、これをそのまま利用して、高密度に羊毛を取り入れた羊毛シーツが、あの寝具メーカー大手の西川で開発されました。その商品名が「ムートン」という商品です。

  

こうやって実測で自分の目で確認して、体でも実感すれば、もう疑いようもないです。説得力ありの商品でした。 

 

 

 

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おすすめの体圧分散マット・羊毛シーツ(ムートン)を紹介!

ちなみに、今回の測定検証で使用した体圧分散マットレス、羊毛マットのムートンは以下の商品です。

 

 【体圧分散ふとん・マットレス "じぶん敷ふとん"】

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体圧分散マットレスの"じぶん敷ふとん"は、全3125通りの組み合わせから作られる完全オーダーメイドの体圧分散マットレスです。

 

店頭にて、お客様の体のラインや体重に合わせて、全3125通りのマットレスからその人の体形に最も合うマットレスを作成するオーダーメイドです。

 

私自身の上記の検証結果から明らかな通り、この体圧分散マットレスを使用することで、体への負担がなくなり、体が浮いているような心地よい状態を作ることができます。

 

またこのマットレスは5分割されており、特に劣化しやすい背中やお尻部分のマットレスだけ低価格で交換するということも簡単にできるため、常に状態のよい高品質を保つこともできます。

 

実際に私の母は使用して3年以上になりますが、未だに1度も交換することなく状態が良い品質を保ち続けることができています!

 

自分の体に合っていないかもしれない安いふとん・マットレスを買って、1~2年で買い替えるよりも、自分の体に確実に合い長年高品質で気持ち良い眠りを維持できる自分だけのオーダーメイドの"じぶん敷きふとん"を使用した方が結果としてコスパも良いのではないかと思います。

 

何より、睡眠は毎日のことで、体を休めるのに必要なことなので、同じ睡眠時間でも最も休息効果の高い状態で毎日過ごせた方が良いですよね!毎日の積み重ねで健康状態維持に雲泥の差が生じてきます。健康はお金に変えれないので、これを機に是非試してみることをおすすめします!

 

 

【羊毛マット/ベッドシーツ "ムートン"】

ムートンは何がすごいって、体圧分散構造の原点モデルとなっている高密度な羊毛で作られているので 、①とにかく温かい、②撥水構造のため汚れにくく湿気ない、③最高峰の体圧分散構造、④日本製で丈夫・長持ち、⑤ふわふわで肌触りよくとにかく気持ち良い、というのが特徴の機能最高級シーツです。

 

寝汗で湿気てしまったとしても、数十秒、数分で不思議と乾燥されるため、夏場でも心地よく眠れます。

 

ムートンについて詳細を調査した結果を以下に記しますのでご参考ください↓。

 

【ムートンシーツの特徴】

  1. 羊毛100%、体圧分散マットの原型モデルとなった体圧分散構造
  2. クリーニング費用:2万以下/回(クリーニング時期の目安:男性 4~5年に1回、女性 5~6年に1回、クリーニング内容:羊毛洗浄と毛立ち回復、羊毛オイルを再塗布)
  3. 羊毛密度:4000本以上/cm2(ムートンシーツ SE60モデルの場合)。体圧分散マットは点で支える構造に対しムートンはさらに高密度で小さい点で支える分散構造。よって、どんなボディラインでもフィットしやすい体圧分散マットの役割を持つ。
  4. 羊毛のため発熱/保温性に優れ、撥水性が抜群に良い為、汗かきの人でも蒸れることなく快適な寝心地をキープすることが可能。羊毛は蒸気を吸い発散させる機能があるため、羊毛が濡れたとしても気温が低くても5分も経たない内に乾燥する特性を有する。
  5. 部分的にメンテナンス可能:お尻直下や背中などへたり易い箇所の羊毛はマット隅の未使用に近い箇所と交換するメンテナンス作業も実施可能(手のひらの2倍ぐらいのサイズで数1000円にて実施)。

 

ただ、ムートンは高機能最高級だけあってとにかく高いです。。

 

ですが、一度手に入れてしまえば、高品質で長持ちです。(私の母はほぼ寝たきり状態で約3年以上使用していますが、凹んでしまったり汚れたり臭いが出てきたりなど全くなく、ずっと気持ち良い状態を保ちながら使用し続けることができています!)

 

睡眠は毎日のこと。自分の身体を健康に保つための秘訣です。

 

毎日頑張っている自分へのご褒美として、使用してみてはいかがでしょうか?(私はボーナスで購入しましたが、買ってよかったと心から思えた寝具でした。ムートンは将来の奥さんや子供にも絶対に買ってあげたいです)

 

 

おすすめのまくらを紹介!

私が色々と試してきた中でおすすめしたいまくらは、「じぶんまくら」がリリースしているオーダーメイドまくらです。

 

 

 

こちらをおすすめする理由は、

  1. 仰向け・横向きそれぞれのまくらの高さや柔らかさを、自分の体のライン計測結果によって最も合うベストな状態に設定できる。
  2. メンテナンスフリーなので常に最も気持ちよい最高な状態を維持できる。
  3. 消臭・殺菌フリーのため、いつでも気持ち良い状態を維持できる。
  4. ベストなまくら設定により、睡眠中のいびき改善、肩こり、頭痛改善に繋がる。

 

じぶんまくらは一般的なまくらの値段に比べてちょっと高いですが、上記理由の通り、一生、何度でもメンテナンスフリー、消臭・殺菌フリーなので、例えば、使用していてまくらが潰れて居心地悪い状態になってしまっても、店舗に持っていくと中の綿やビーズなどを無料で新品に交換してくれ、同時に消臭・殺菌処置もしてくれるので、常に気持ち良い高品質状態を保ってくれるのがメリットです!

 

じぶんまくらは、図7に示す通り、14分割されており、その人の好みでお好きな中材を自由に選択しその人の体のラインに合う高さや柔らかさで自由に設定できるような仕様になっています。メンテンナンスフリーなので、使ってみて合わないとか居心地が悪いという感じであれば、もちろん無料で交換もできます。しかも何度でも。よって、仰向け・横向きそれぞれの状態に合わせて首元から頭の先までベストな状態に設定できるのが大きなメリットです!

 

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図7: じぶんまくら仕様・中材概略図(出典:じぶんまくらHPより)

 

また、まくらを自分の体に合うように設定することで、起床時に感じていた肩こりや倦怠感、頭痛も改善されたり、睡眠中のいびきが改善されいびきをかかなくなるなどの効果もあったりします(私の場合は、倦怠感がなくなり、睡眠中のいびきもかかなくなるという効果がありました!)。

 

いくらふとんベッドを良いものに変えたとしても、まくらが自分に合っていないと効果半減でせっかく高い良質なふとん、ベッドでも意味がありません。

 

ぜひ、まくらも自分に合うものに変えることをおすすめします!

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、寝具(ふとん、ベッド、まくら)により腰痛・肩こり・頭痛など体に及ぼす影響と、それを改善するための体圧分散寝具の紹介、その体圧分散寝具による効果を実検証結果をベースに紹介しました。

 

また、私自身が体験・実感した結果、腰痛改善に効果があった寝具も合わせて紹介させて頂きました!

 

寝具による腰痛・肩こり・頭痛を引き起こす原因を改善する鍵は、「体圧分散」と自分の体にあった「自分専用のまくら」、です!

 

自分の体にあった寝具を選ぶポイントは、以下の3点です。

 

  • 寝具の硬さ(自分の体重に対する寝具との関係)
  • 寝た時の体のライン(まくらとふとんのバランス)
  • 寝具の耐久性(毎日使っていくことによる寝具の劣化)

 

何気に使用しているふとんやベッド、まくらなどの寝具が自分に合っていないだけで、首の痛み、腰痛、慢性的な倦怠感や肩こり、偏頭痛などを引き起こす可能性があり、毎日こんなにも身体に影響を与えているのだと、改めて私自身も実感しています。。

 

睡眠は毎日のことです。身体を癒し回復する大切な時間です。自分の体に合っている寝具を使うのとそうでないのとでは、睡眠による癒し・回復効果は雲泥の差です。

 

寝具はどうしてもお金がかかってしまいますが、健康に過ごせることは何よりも大事なことだと思うので、できればお金を惜しまず自分のために、ご家族のために投資したいですね!

 

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こば

 

 

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